ハイパール外断熱工法の特徴

ハイパール外断熱工法のイメージ
  • ・通気層型、密着型、おのおのの長所を活かした密着通気層型を開発。
  • ・通気のメカニズムを構成する専用部材、窓などの開口部廻りの通気方法を独自開発。
  • ・複合パネル、Z筋、遮熱塗料などを用いて熱橋(ヒートブリッジ:※1)部位を無くし、 快適性、省エネ性をアップ。
  • ・外装材の高い強度、タイル貼りも可能。

※1 熱橋:床スラブなどで出来た断熱材の欠損部分を通して、建物内に外気熱が伝わってくること。

環境への貢献と冷暖房費の削減のイメージ

180年の耐久性を持つ「ハイパール外断熱工法」は、長期的には建替えに使われる建築資材量を削減し、また、外気温に左右されない断熱性能は、他の一般的な鉄筋コンクリートの建物と比べ、冷暖房費を30~40%削減します。結果、CO2の排出量が減り地球温暖化防止・資源保護に貢献します。

ハイパール賃貸マンションのイメージ

ハイパール外断熱工法で造る賃貸マンションは、一般的な賃貸マンションと比べ、オーナー様・入居者様双方に大きなメリットがあります!

オーナー様のメリット

  • ・耐久性が高いため、お孫さんの代まで収益が期待できます。
  • ・快適な建物は、高い家賃設定、高い入居率につながります。退去後の空室機関も短くなります。
  • ・省エネ性・断熱性・耐久性による高い担保評価で、優遇金利をご利用頂くことができます。(金利は各金融機関により異なります。)

入居者様のメリット

  • ・条件にもよりますが、おおむね光熱費を30%削減できます。
  • ・カビやダニの原因になる結露の無い快適な生活が実現します。
  • ・遮音性が高く上下階の音が気になりません。

外断熱工法とは?

外断熱工法のイメージ

外断熱工法とは鉄筋コンクリート造(RC造)の建物の断熱工法の一つです。
コンクリートが内側、断熱材が外側にあり、コンクリートの蓄熱効果を活かした極めて省エネ効果の高い断熱工法です。
また、断熱材が躯体(構造体)であるコンクリートを熱収縮による劣化から守り、建物の長寿命化にもつながります。

日本より冬の寒さが厳しい北ヨーロッパでは、外断熱が一般的な断熱工法になっています。
日本においては、現在でも断熱材がコンクリートの内側にある内断熱工法が主流ですが、環境・エネルギー問題の解決に大きく期待できる外断熱工法がようやく近年になって普及してきました。

「外断熱」と「外張り断熱」の違い

「外断熱」と似た名前の「外張り断熱」という工法がありますが、この2つは別ものです。外断熱は鉄筋コンクリート造の建物に用い、「外張り断熱」は木造・鉄骨造の建物に用いられます。外張り断熱は、蓄熱性が低い木造・鉄骨造の建物の外側に断熱材を貼る工法で、鉄筋コンクリート造の建物ほど省エネ効果は期待できません。

「外断熱」と「外張り断熱」の違いの比較グラフ

1. 蓄熱性

断熱材の内側にあるコンクリートが蓄熱体となって冷暖房の熱を蓄えるので、一定の室温が保てる理想的な室内温度を実現します。
そのため、少ない冷暖房で光熱費を大幅に削減することができます。

2. 耐久性

コンクリートの建物の耐久性(寿命)は、季節や昼夜の寒暖差に影響を受けます。寒暖差により僅かではありますが、コンクリートは収縮します。
また、直射日光や酸性雨の影響で、アルカリ性のコンクリートは酸性に近づきます。(中性化と言います。)
この収縮や中性化によりコンクリートは、長い年月の間にひび割れを起こします。このひび割れにより、コンクリート内部の鉄筋が錆び、膨張し、建物の強度が徐々に下がっていきます。
この点を大幅に改善した工法が外断熱です。断熱材が外気の寒暖差からコンクリートを守り、また、コンクリートが直接外気に接しないため、直射日光や酸性雨の影響も受けません。
さらに、イワコンハウスが手がける「ハイパール外断熱工法」は実に180年の耐久性を実現しています。(ハイパール外断熱工法の説明はこちらをクリック!)

健康への貢献のイメージ

最近の研究の結果、断熱性能が高い住宅(温かい家)ほど「気管支喘息」や「アトピー性皮膚炎」などの症状改善に寄与するということが分かってきました。
なんと、その影響は「喫煙を控える」「運動をする」「飲酒を控える」などの生活習慣より高い割合を示しています。
高い断熱性能を持つ外断熱工法は、下表のように一日中一定の室温を保つため、これら症状の改善にもつながります。
また、コンクリートの温度が外気の影響を受けにくく、室温とほぼ同じである外断熱の建物は、室内の結露も防ぎ、結露が原因で発生するカビやダニの発生も抑えてくれます。

健康への貢献のグラフ